こんにちは!きんぎょです(^-^)
家庭菜園でも育てやすいと言われるミニトマト お弁当や料理の色どりにとっても重宝されていますよね 我が家も毎年必ずと言っていいほど 定番の家庭菜園TOP3にランクインします このミニトマトは栄養価もすごい!と言うことは皆さんもご存じではないでしょうかミニトマトを好んで食べている人はきっと体が喜んでいる事でしょうね(^-^)
トマトの原産地はアンデス山脈の麓の高原で 観葉植物から食用になるまでの長い道のりがあったようです 観葉植物だったトマトは 食糧難にあった人々が食べ始めたことから始まり世界各国に広がりながら品種改良によってさまざまなトマトが誕生してきてくれました
美味しさや栄養の面からも申し分のないトマト その品種改良によって形も色も豊富なトマトが存在しているのですが 世界には10,000種以上のトマトが存在しているそうで 大きく色分けするとピンク系・赤色系・黄色系・黒色系と4色 中には白系や緑系・オレンジ系などのトマトもあるそうですよ
普段 私たちが食べている赤いトマト この赤い色はリコピンという栄養成分から生まれています トマトは 「抗酸化作用」が高く 体内の酸化を防ぎ 生活習慣病の予防に働きかけます
「抗酸化」とは リンゴが酸化すると茶色く変色を起こし傷んでゆく これが人間の体内でも同じことが起こっており 酸化がすすむと生活習慣病や老化現象を引き起こしやすくなります 特に老化現象であるシワやシミ 皮膚のたるみなどは外観からもわかりやすい酸化現象とも言えます
この酸化現象を抑えることを「抗酸化作用」といいます もちろん体内の組織にも この抗酸化作用が働いており内側・外側と効果を発揮しています いわゆる身体をサビずらくしてくれるのです
食生活の乱れ・ストレス・喫煙・飲酒・過剰な運動・紫外線などがあげられ この酸化ストレスによって発生する活性酸素がさまざまダメージをもたらします 私たちの身体は呼吸するたび酸素を取り込みその酸素を利用してエネルギーを作り出します
酸素を利用すると同時に活性酸素も体内で生じ この活性酸素が体内で細胞を傷つけてしまうのです 抗酸化作用はこの過剰に増えすぎた活性酸素を除去する役割をします とわいえ活性酸素も身体には必要な働きをするので大切なものなのですが ちょっと厄介な存在です…
リコピンとはカロテノイドの一種でトマト以外の赤い食材であるスイカや金時人参・ピンクグレープフルーツなどの食材に含まれる赤い天然色素 リコピンは強力な抗酸化作用があり βカロテンの2倍 ビタミンEの100倍の力で酸化を防いでくれます
リコピンは加齢や紫外線の影響で肌トラブルになる(シワ・シミ・ハリ)などから細胞を守り メラニンの生成を抑える働き(食べる日焼け止め)とも言われています 紫外線を浴びるとダメージを受けた皮膚が赤く(サンバーン)になるのですが リコピンを摂取している人はこのサンバーンが抑制されていると報告されています
日焼け止めや日傘など紫外線対策は必要ですが 体の中からも対策をとることで肌トラブルから皮膚を守り酸化ストレス・炎症予防を防ぐことになります さらにビタミンⅭが加わることで老化の原因になる活性酸素を抑制 美肌効果に必要なコラーゲンの生成をサポートすることでダブルで美肌効果を発揮します
トマトは野菜の中では低カロリーに属し トマトに含まれる9‐oxo‐ODAは肝臓や血中の脂肪燃焼を促進 悪玉(LDL)コレステロールの酸化を抑制 血流の流れを良くし 動脈硬化を予防・改善します
さらにペクチンという水溶性の食物繊維が便秘を解消することにより 生活習慣病だけではなくダイエットにも良い効果を発揮!トマトにはカリウムもしっかり含まれており 体内の余分な塩分を尿として排出 むくみ予防になります
トマトは生でも加熱処理しても大丈夫! トマトの皮には実よりリコピンが豊富なので皮も食べる方が良いようです また トマトは加熱する調理方法が最適で 加熱することでリコピンの吸収率が3~4倍アップします トマトの中でも特に栄養素が高く酸味が少ないミニトマトはおすすめです
100gの比較です
リコピンは倍以上!
ビタミンⅭも倍!
βカロテンほぼ倍!
ちなみに…甘みもトマトより甘い!
糖質 トマト3.7g ミニトマト7.2g
ミニトマトの糖質も倍ぐらい高め⤴ ※ミニトマトは果物と同じくらい甘いから食べ過ぎには注意※ (目安)一日の摂取量は7~10個 体を冷やす作用があるので一度に大量摂取すると胃腸の働きを弱わめる事になるので摂取する量に気をつけた方がいいでしょう
ミニトマトは生食することの方が一般的ですが リコピンやβカロテンは脂溶性で 効率よく摂取するのであれば 油を使って調理することで体内で吸収率をアップします ミニトマトを生で食べる時もオイルの入ったドレッシングやオリーブオイルかけ(油)も一緒に食べるといいですよ 通常のトマトよりミニトマトが凄いことが分かりますね
食べるタイミングは何時でもいいのですが吸収率が最もアップするのが朝食です リコピンの一日の摂取量は15mg~20mg ミニトマトだと7~10個ほどの量になります(大きさで異なります) またトマトジュースでリコピンを摂取することもできます
無塩のトマトジュース200㎖およそコップ一杯のリコピン含有量は15~30g朝食にトマトジュースに替えることで手間も短縮できます 有塩のトマトジュースは塩分の摂りすぎにならないよう飲む量に注意が必要です
トマトの加工食品もリコピンは健在です トマトピューレ・トマトケチャップ・チリソースetc 手軽に食事に摂れ入れることでリコピン効果を得ることが出来ます
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